台風に巻き込まれた
人生色々。
女も色々。
男も色々。。。世の中には色んな人がいて、人を風に例えると、北風みたいな人、夏の湿った風みたいな人、春風みたいな人、そして台風みたいな人までいる。。。ということで、今回は台風(みたいな人)に巻き込まれた体験を綴ってみます。
いや、まだ冷静に書けるか分からないのだけれど、なにせ、まだまだ台風の余波は強くて、時々の突風に飛ばされないように何かに掴まりながら歩いている状態なのです。はやく台風一過、晴天の夏空に・・・いや、はやく羊雲の秋晴れになって欲しい。
初夏、じわじわと私とその人の距離は近づいた。
梅雨空け前のある日、とうとう出会ってしまった。
自然な流れというのは立ち止まることさえ出来ないものだ。気付いたら、こんなに流されていたと振り返って驚くばかり。鮮やかな流れに運命を感じてしまう。どんどん巻き込まれていく。
人を惹きつける力は台風の渦みたい。そよ風ではその力に抗うことは難しい。
梅雨明け宣言。
いきなり夏本番。
抗う気持ちと風圧に揉まれて、まっすぐ立てなくなる。自立の崩壊。
自分で立つための戦いは台風とではない。結局自分との戦い。
巻き込まれたのは、自分。
台風はただ、そうやって生きているだけ。
そよ風らしくいたいなら、そよ風として生きればいい。
台風と共に生きたいなら、台風に巻き込まれていけばいい。それまでの自分を捨てる覚悟があれば、いいだけだ。
覚悟がないなら、そよ風に戻りな。
自分で立つために、大風に抗い自分の道に戻る。
その人が去って行ったのか、自分が去って行ったのか。
やっと自分の道に戻れた安堵と引き裂かれた感傷と荒れた街並みみたいな心だ。
えらいこっちゃな人。
そんな人と出会うタイミングも天の采配なのでしょう。
一度に山積みの課題。
コツコツ片づけないから、人生のターニングポイントにまとめてくる。
なんだ結局自業自得。
だから、もう二度とその風には巻き込まれないように。
自分の風で進む。